2008年03月10日

3.詩/『この部屋にある調べ』

もしあなたが日常と言う重い鎖につながれ

身動き取れないならば、

せめて僕の部屋に来てくつろぎませんか?

何故って・・・僕こそ鉛と鉄の鎧で身を固められ、

体の自由はとっくになくした筈なのに、

今では心の自由を手に入れ翼をもって、

この大空羽ばたき空続く限りの旅出来るからなのです。

だからもし、

あなたの重い鎖が心まで伸び縛り苦しめるのならば、

せめてあなたの胸の痛み苦しさ和らげられないのかと、

私の旅にお誘いしたのです。

難しい事ではありません。

ただ目をつむり、私の部屋に流れ来る旋律に、

身をゆだねるだけなのです。

するといつしかあなたの心は、鉄の鎖から解き放たれて、

私とともにこの大空羽ばたく事が出来ますでしょう。

だからこの調べに今、耳を傾けて下さい。

あなたの心、いえ魂解き放つこの調べに、

どうか耳を傾けてみて下さい。

調べ聴こえる限り、

私たちの旅は続ける事が出来るのです。

だから耳を傾けて下さい、この部屋にある調べに。


posted by YF at 19:39| Comment(0) | 歌詞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2.エッセイ/『母の弁当』

僕は母の作る弁当が大好きだ 特に黄色に色付く、菜の花弁当が大好きだ 四角い弁当箱の蓋を開けると、炒り玉子(いりたまご)の花畑が輝き現れる そしてその花畑の中を、挽肉の畦道(あぜみち)がインゲンの土手を伴ない斜めにはしる 言い過ぎかもしれないが、まるで映画の一場面のような弁当だ しばし見惚(みと)れてからおもむろに頬張る すると口の中一杯に、美味さをスパイスとした幸せがパッと満ちる やがてその幸せが腹から脳、そして全身へと染み渡る そして全身が幸せに包まれた時、弁当も空となり「ご馳走さま」を言う そんな弁当の時間が一番の楽しみで、ちょっと背伸びし入った高校に“赤点自動生産機”“究極の落第生”と言われようが通っていた もしかしたら母が毎日作ってくれたあの美味い弁当の数々は、「頑張って通い切れ!」と言う“駄目息子への母からのエール”だったのかもしれない 無事卒業し手にしたアルバムに、美味そうに弁当をつつく僕の写真が載っていた 勿論その弁当は“母の弁当”だ 「ありがとうお母さん」と30年後の今、駄目息子は呟く

【Silk】
posted by YF at 19:39| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

▼朗読の『舩後シスターズ』

『舩後シスターズ』/資料録音

朗読:小泉智子
演奏:金子みも
作詩:舩後靖彦


1.詩/『レモンツリー伝説』


夢実る木を求め、旅に出たんだ。

伝説の木を求め、旅に出たんだ。

旅は辛く、彷徨える日々を過ごした。

レモンの木はどこだ。



夢見る木を求め、旅を続けたんだ。

伝説の木を求め、旅に出たんだ。

独り、彷徨える日々を過ごした。

レモンの木はどこだ。



レモンの木を求め彷徨ったんだ。

遥かな異国を彷徨ったんだ。

気がつけば道連れの人がいた。

同じ夢見る友がいた。



心結び、ふと振り返れば同じ道。

伝説を創る僕らと知った。

辿る行く手で、夢開かせよう。

レモンの木を萌えさせて。



生きる標、魂の実、レモン。

誰もが心に宿す実、レモン。

それは夢を育み、実らせるんだ。

レモンの力、信じよう。

【Silk】
posted by YF at 19:38| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする